そもそもレクリエーショナルにせよテクニカルにせよ、水の中に入ってダイビングを行なうということにはそれ相応のリスクが存在します。そのリスクを軽減するスキルと知識を持ったダイバーとしてのレベルが備わっているのか、そのレベルに達しているのか。そこがプロレベルのメンバーになるにあたって求められる条件となります。

プロレベルのトレーニングはDM、IDC、IEなどから得られるかと思いますが、より高いレベルに達するために、おすすめしたいコースの1つに「Tec40ダイバー」コースがあります。

15101 ご存知かと思いますが、このTec40ダイバーコースは、レクリエーショナルの限界深度である40mまでの領域で減圧の理論や実施の仕方、延長無減圧のプラン、そのダイブを完了できるためのスキルレベルのアップを徹底的にトレーニングします。

規準で決まったトレーニングダイブ数はもちろん決められていますが、そのダイブ数でコースが完了するケースはめったにありません。達成条件をクリアできるまで、かかってしまうダイブ数は個人差がかなりあるようです。これは当然の話で、レクリエーショナルレベルでもまったく同じということになります。

Tec40ダイバーコースで磨きをかけた知識やスキルレベルは、間違いなくレクリエーショナルレベルのダイビングにもフィードバックできます。そういった観点から、PADIインストラクターであるからには少なくともTec40ダイバーレベルは最低取得しておくべき認定ではないかと考えます。

ぜひ一度このコースにトライしてみてください。必ず得られるものは大きいはずです。

 PADIトレーニング部/村上史朗

 2016年1月6日より発売となった、新しい「Tec Deep Diver デジタルマニュアル」の詳細情報はこちら
https://www.padi.co.jp/pj_pros_site/jump.asp?linkid=16001

 

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