PADIではダイビングを楽しむ女性ダイバーを応援するために「PADI Women in Diving」の一環としてPADI女性インストラクターにスポットを当てています。

今回は「海で輝くPADI女性インストラクター紹介」第4弾!

今回の第4弾は、千葉県浦安市「Sea Magic」のスタッフ 吉田 麻莉さん(PADI IDCスタッフインストラクター)を紹介します。

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吉田さんは2歳からバレエとダンスを始め、運命的なタイミングでダイビングと出逢いました。ダンサー時代に磨いた笑顔で、毎日が幸せいっぱい。「元気パワー ナンバーワン」の名を持つ、妖精ティンカーベルの様なPADI女性インストラクターです。

 

  • ダイビング業界で働く動機・キッカケは?

26歳の時、伊豆でオープンウォーターダイバーの認定を受けました。当時は浦安の某大手テーマパークダンサーの仕事をしており、海をテーマにした舞台で「海の妖精」や「伝説の生き物」という日々の中、同期に誘われて現実のダイビングを始めました。

「海の魔法」に魅了され「あちらの海の世界」から半年後には転職していました。

25年間、踊り続けダンス業界で生きてきたので、ダイビングに関する経験や知識は全く無し!という状態でスクーバダイビングの世界へ飛び込みました。

「一生涯続けられる仕事がしたい」という思いが以前から強くあり、その思いと共に履歴書を持ちオーナーのところへ行きました。

勢い任せの私を雇ってくれたオーナーの勇気には、とても感謝しています。

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(私が入社した年に最優秀賞をいただきました。写真を見て前列向かって右から2番目です)

 

  • 転職後の一番の変化

驚くほど健康的になりました!

①アニマルシスターズ (3)

(アニマル シスターズ)

朝日と共に目覚め、潜って程よく身体を動かし、よく食べ、よく眠る!

ダイバーは自然と共に活動しているので、とても健康的だと思います。

潜ると細胞が活性化され、代謝も上がり…良いことばかり!

ダイバーって本当によく食べよく飲む人が多く、初めの頃は食のボリュームにも驚きました(笑)

前職の頃は体系維持のために無理なダイエットをしたり、昼間はショーに出演し、夜中にリハーサルをするという生活でしたので、自然のサイクルと歩む心地よさを実感しています。

それに、代謝が上がっているダイビング中はいくら食べても太らないから女性にも嬉しいですよね。

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(現在は「海」が舞台!)

 

  • PADI IEについて

当店には、当時の私と同じようにインストラクターを目指すゲストダイバーの方が多くいらっしゃり、IDC・IE共に同期と楽しみながら進むことができました。

IE本番の前には「プレIE」として、実際と同じ会場で練習したりもしました。

オーディションを受けたり舞台に立ったりという25年間を過ごしてきたので、オーディションであり舞台でもあるIEはただただ「楽しんで成果を発揮できた」という印象があります。

合格するかどうかという不安はありませんでしたが、実際に合格しインストラクターとなってからの方が不安がたくさんありました。

新たな舞台へ進み、出来ることや出来る様になりたいことが大きくなり、そしてそれに伴う責任も大きくなるような気がしたからです。

それでも一歩一歩、着実に経験を積ませてもらい、今は不安に思うことにも価値を感じています。

IE同期とは、今でもIDCの思い出話で笑いながら語り合い、基準や知識に関することや、実際の現場での熱いディスカッションを通し、お互いを高めあっています。

③船上で一致団結 (3)

(船上にて一致団結!)

 

  • PADIインストラクターとしての仕事のやりがいは何ですか?

②石垣島ツアーにて (3)

(石垣島ツアーにてお客様と記念写真)

やりがいは毎日感じていますが、何より水中でゲストの瞳がキラリと輝いた瞬間はとても嬉しく思います。

美しい光景を見て感動したり、出来なかったことが出来るようになったり、ダイバーになれたり。

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(お客様から元気を貰っています)

瞳が輝く瞬間は様々ですが、その瞬間を共有することができると、やはり「ダイビングインストラクターになって良かった!」と思います。

言葉がかわせない水中世界で、全心の想いを込めて踊る様にゲストとコミュニケーションをとるのも、とても楽しく大好きな時間です。

⑦講習中も笑顔が絶えません (3)

(講習中も笑顔が絶えません)

 

  • 女性インストラクターならではの仕事の苦労や対処法などはありますか?

ズバリ「力」と「寒さ」です。

力に関しては、20代の頃はシリンダー1本持つことすら精一杯で、ダイビング器材入りのキャスターにはぶんぶん振り回されている位でした(笑)

バレエダンサーとしての体型を維持していた頃のヒョロヒョロピヨピヨの私にとっては大変なことだったのだと思います(笑)

ただ、力の面では男性には及ばないことは明らかです。

水中世界という大自然の前では、何も着飾れないのと同じように、陸上でも、できないことも素直に受け入れて、頼れる人を頼るようにしています。

冷え性は女性に多いというイメージがありますが、私も以前から極度の冷え性でした。

真冬にはドライスーツ専用インナーを重ね着したり「冷えに関しては吉田麻莉に聞け」というくらい、ありとあらゆる防寒対策を試しました(笑)

ただ、今は、代謝が上がったのか、防寒対策が功を奏したのか、当時よりも格段に冷えを感じなくなっています。

「ダイビングは代謝が上がる」ということを体感し、何事も続けるということは最も大切だと実感しています。

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(嬉しい瞬間)

 

  • これからのご自身の女性インストラクターとしての目指すキャリアを教えてください。

この仕事を始めようと思ったきっかけの一つに「一生涯続けられる仕事がしたい」という事がありました。

まだまだ今年で7年目、学ぶこともトライしたいことも新たな発見もまだまだ多く、ダイビングの夢は膨らむばかり!生涯現役インストラクターとして、おばあちゃんになっても潜って講習もガイドも続けていきたいです。

自分が続けることにより、ダイバーが増えたり、インストラクターが増えたりと、業界全体がさらに活性化するエネルギーの一つになれたら嬉しいなとも思いますが、まずは目の前のゲストを大切に、安全に楽しく水中世界という舞台で舞い続けたいと思います!

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吉田 麻莉さん ありがとうございました!

海で輝くPADI女性インストラクター紹介 <第4弾> いかがでしたか?

ダンサーの世界から海の世界へ飛び込み、ダイビングを一生の仕事にしたいと吉田 麻莉さんは、とても元気で魅力的なPADI女性インストラクターでした!

これからのご活躍を願っています!

Woman in Diving

ダイビングを楽しむ女性の皆さんを応援するこの企画、PADIでは、「海で輝くPADI女性インストラクター紹介」をPADIのSNSやプロブログで継続して紹介情報を発信していきます。

PADI女性インストラクターのみなさま、自薦・他薦は問いませんので、ぜひPADIスタッフへ声をかけてください。(すべて掲載されるわけではありません)

 

 

※下に広告が表示されることがありますが、PADIが意図して入れているものではありませんので、アクセスにはご注意ください。

 


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